2015-10-18 ■ 激しさに恋い焦がれる刹那の煌めきに恋い焦がれる退廃の哀しみに恋い焦がれる事象に求め、人に求め、時に求める陽は翳り、夜も明けたこの夕暮れは幾重もの骨をうずめて出来ている夜と共に衰え潰えた艶蝶だ陽と共に儚く散った徒花だ皆己の懸けたともしびに殉じて逝った狂おしいほどの情を追って夜ごと連れていってしまった陽ごと連れていってしまった