down by the fallen sky

晩秋 鈍煌の街灯 鴉夜盗の番が飛び交う

点滅繰り返す赤信号 灯月が蝕む

灰白い吐煙 暗寧、静謐とで飽和され

脳幹に支障をきたす程の痺れを浸透させる

彼方 遠くの虚を掴もうと

足を空に浮かせた その時 ふと 

いつか、だれかとの約束を思いだし

少しの逡巡の後 帰路を歩みはじめる

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