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明日を向いてもすぐ倒れる
昨日を指したら崩れ落ちる
他所から持ってきた完成を繋ぐことで自己完結を試みる
慣れない接触に赤信号、同調せず終わる
蛍光灯の一つ一つに意味を見出だす、出口の見えない仕事を夜更けまで続ける
一つずつ握り、命の代償を得て割る
浅ましい姿をしていれば、あの場所をいくらでも漁り抉るだろう
夢にまで見るくらいだ 時機に届くに相違ない
他所から持ってきた欠陥を繋ぐことで他者との調和を試みる
何も抵抗出来ずに終わる 信号は壊れた
夜更けにランプを消していく、俺の立っていた部屋が出口に変わる
凡ての意志が暗やみへと還る
貴い他人で有ろうとした、あの場所を得ようとするため
覚めながらに見る悪夢でしかないことに漸く気づいた
軸を創れば佳く解る
俺は一貫している